患者のための最新医学 痛風・高酸血症 改訂版
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患者のための最新医学 痛風・高酸血症 改訂版

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ガイドライン第3版(2019年)対応の最新情報。日常生活の改善から、最新治療・薬まで。

『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版』(2019年)対応。最新の薬物療法と痛風発作への対応法、痛風と間違われやすい病気と合併症、治療と両輪である尿酸血を下げる生活と食事のポイントまで、詳しく解説。療養生活に役立つ、巻末Q&A頁も大幅にボリュームアップしました。

尿酸値が高い状態を放置すると、激痛発作だけでなく、腎障害、尿路結石、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などを引き起こす原因に。合併症をまねかないためにも、早い段階からしっかりと尿酸値をコントロールし、治療を行うとともに、食事や運動などの日常生活を改善することが重要です。

最新ガイドラインに対応

血中の尿酸が正常値を超えた状態が「高尿酸血症」。高尿酸血症によって、血液中の尿酸が尿酸塩結晶とよばれる結晶になり、関節や腎臓に析出して起こる症状が「痛風」。本書は、日本痛風・核酸代謝学会による『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版(2019年)』に対応した最新版です。

痛風・高尿酸血症の患者さんは増加傾向

痛風の原因となる高尿酸血症の患者さんの数は、1000万人を超えるとされています。近年、尿酸値の上昇は、痛風だけでなく脳・心血管疾患や腎障害にも影響を及ぼすと言われており、関節炎や臓器障害を合併する場合もあります。腎臓はがまん強い臓器のため自覚症状が現れにくいことから、定期的な健康診断も大切です。

痛風・高尿酸血症がよくわかるQ&A

最新の薬物療法はもちろんのこと、発作への対処方法、痛風と間違われやすい病気と合併症、尿酸値を下げる生活と食事のポイントなど、患者さんとそのご家族にとって必要な知識を網羅。改訂版では、Q&Aページをボリュームアップし、巻末付録「食品・鮭類に含まれるプリン体含有量」を全面更新しました。