患者のための最新医学 高血圧 最新治療と食事 血圧を下げるおいしいレシピ付
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食事や運動など日常の生活習慣の改善が重要
日本の高血圧患者の80~90%は原因がわからない「本態性高血圧」です。遺伝や生活習慣が深くかかわっていると考えられていますが、原因をみつけて血圧をさげるという根本的な治療が行いにくいのが大きな問題です。そのため、薬物療法とともに減塩、野菜・くだもの・魚などの積極的摂取、肥満の解消、適度な運動の習慣化などが重要になってきます。本書は最新の「ガイドライン」に準拠しながら、それらについてわかりやすく解説した一冊です。
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- ページ数
- 192
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- 判型
- A5
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- ISBN
- 978-4-471-40828-2
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- 目次
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●第1章 高血圧を正しく理解する
●第2章 高血圧の検査と診断
●第3章 高血圧の薬物治療
●第4章 高血圧の運動療法
●第5章 血圧を上げない生活習慣
●第6章 高血圧を改善する食事療法
●血圧を下げるおいしいレシピ
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- 著者名・紹介
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平田恭信
東京逓信病院院長。1974年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院内科、三井記念病院内科、米国州立ミネソタ大学内科、関東中央病院循環器内科を経て、1984年より東京大学医学部附属病院第二内科勤務。1998年より東京大学医学部附属病院循環器内科勤務。2013年より現職。一貫して動脈硬化の病因の探究とその治療法の開発を研究し、高血圧、メタボリックシンドローム、心不全、腎不全、虚血性心疾患、マルファン症候群の患者さんの診療に従事している。学会活動では日本循環器学会、日本高血圧学会、日本腎臓学会、日本内分泌学会などの評議員を務める。監修書『専門医が答えるQ&A 高血圧』(主婦の友社)