魚を、目で、舌で、脳で楽しもう!
魚は近年、「生臭いし、ゴミが出るからイヤ」「おいしいけれど自分で調理したくない」などと敬遠されることの多い食材になっています。しかし欧米型の食習慣が浸透し生活習慣病も急増している昨今、日本人が昔から慣れ親しんだ健康的な食材を無視するわけにはいきません。そして、なによりも魚は、流通や冷凍技術の進歩により、おいしくなっているのです。嫌なイメージのあるゴミや生臭さの問題も、ちょっとしたコツで解消できます。本書には、こうした食べるためのコツをメインに、きれいな魚の姿や雑学をぎっしり詰め込みました。
-
- ページ数
- 208
-
- ISBN
- 978-4-471-03387-3
-
- 目次
-
●魚 あいなめ、あじ、かつお、たい…など
・Column 焼く、「全国の名物料理マップ」、「揚げる」…など
●蝦・蟹・烏賊・蛸 くるまえび、たらばがに、こういか、たこ…など
・Column 「ゆでる 蒸す」、「日本の旬、早わかり」…など
●貝・海藻 あわび、とりがい、こんぶ、ひじき…など
・Column 「缶詰味比べ」…など
-
- 著者名・紹介
-
藤原昌高
徳島生まれ。ウェブサイト「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」主宰。島根県水産アドバイザー。四季折々の魚介類をおいしく味わえる国に生まれたことに感謝し、魚貝類の情報を集め始める。以来、三十余年にわたり日本全国で収集した情報を、一日のアクセス数が5万件を超えるサイトにアップし続けている。同サイトには魚貝類のみならず多彩な生物を掲載し、2000種以上の一般的な食用水産生物を網羅。また、寿司の掲載数は1000貫を超える。テレビ番組や雑誌、書籍の監修は多数あり、画像や情報の提供も行っている。