作ってみたかった、本場の小麦粉料理をわが家で
首都北京をはじめ、中国北部の主食は小麦粉。日本人が毎日米をとぐのと同様、北京の家庭では毎日、小麦粉をこねて食事を作ります。そんな日常的な家庭料理なので、実はどれも簡単。シュウマイや春巻きなど日本人にも親しみやすく、作ってみたいものばかり。自分の手で粉をこね、のばし、切り、自分の手で作ったソースをあえて食べる体験は、きっと本場北京の風土を感じさせてくれることでしょう。小麦粉料理には、粉に水をなじませていく、こねて生地を作る、成形するなどいくつかの必要な過程があります。実際に作ることに重点をおいて、それらの一つ一つをプロセス写真で解説。必ず作れる実用テキストです。
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- ページ数
- 160
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- ISBN
- 978-4-471-40006-4
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- 目次
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●水、ぬるま湯、熱湯でこねる生地
・水でこねる生地 -ギョーザ/パイゴー麺/ジャージャン麺 など
・ぬるま湯でこねる生地 -ターピン/ツォンホアピン/ローピン など
・熱湯でこねる生地 -チュンピン/シューマイ/蒸しギョーザ など
●発酵生地
・花巻き、インスーチェン、パオズ など
●水と油でこねる生地
・ローボスーピン
●北京小麦粉料理 基本のテクニック
・生地をつくる/生地をこねる/麺棒で生地をのばす/ねじって層をつくる/ワンタンの餡を包む/ギョーザの包み方
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- 著者名・紹介
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ウー・ウェン
中国・北京生まれ。1990 年に来日。
料理家、ウー・ウェン クッキングサロン主宰。
医食同源が根づいた中国の家庭料理とともに中国の暮らしや文化を伝えている。
主な著書に『ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理』 『ウー・ウェンの 炒めもの』
『ウー・ウェンの 中国調味料&スパイスのおいしい使い方』(いずれも高橋書店)、
『料理の意味とその手立て』(タブレ)、『本当に大事なことはほんの少し』(大和書房)など。