羽が生えたような、軽い走りをあなたに。
ランニングを始める前から
「走るのはつらい」
と思った経験はありませんか?
それはふだんの生活でカラダを動かす機会を失って、運動が”非日常”になってしまったから。
本書では、そんな日常生活で硬くなったカラダを目覚めさせて、”丹田・肩甲骨・骨盤”を意識することで、
羽が生えたように軽い走りができるようになるメソッドをご紹介しています。
また、ランニング中に起こりうるさまざまなカラダのトラブルの対処法も掲載。
無理なく楽しく続けられる「ランニング・メソッド」がふんだんにつまった1冊です。
軽い走りのポイントは”丹田・肩甲骨・骨盤”を意識すること
体幹を上手に使うと、走りはグンと軽くなります。ポイントは”丹田・肩甲骨・骨盤”の3つの部位を意識すること。それぞれの部位の動かし方やセルフチェックのしかたをくわしく解説しています。「立つ→歩く→走る」の順に実践して、正しいフォームを身につけていきましょう。
ランニング中の痛みや疲れの解消法がわかる
走っていると、カラダの一部に痛みや疲れ、違和感を感じることがあると思います。その原因のほとんどが、フォームの乱れにあります。本書では、痛みや疲れの部位ごとに、フォームの修正法を解説。走りながら改善することができます。
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- ページ数
- 160
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- 判型
- A5
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- ISBN
- 978-4-471-14215-5
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- 目次
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INTRODUCTION
chapter1 いきなりカラダが軽くなる! 金哲彦のランニング・メソッド
ランニングを始める前に 眠っているカラダを起こそう
ラクに走るポイントは3つの部位を意識すること!
”羽が生えたような”軽い走りをめざそう
いろいろな疑問も一発解消! トレーニングのQ&A
COLUMN1 ランニングをすると体力がつくワケ
chapter2 より長く、ラクにはしれるにようになる 金哲彦のランニング・クリニック
さあ、ランニングの練習を始めましょう!
フォームが乱れる原因と走りながらできる修正法
ピッチとストライドが速く走るためのポイント
いろいろな疑問も一発解消! 練習メニューのQ&A
COLUMN2 1時間くらい走れるようになったら、5kmのタイムを計ってみよう
chapter3 ランニングを習慣にする! 金哲彦のランナーズ・カウンセリング
継続&上達の鍵は「いつ走るか」を決めること
どれだけ忙しくても時間をあけられるコツはある
走る力がグングン伸びる ランナー的カラダの使い方
新鮮な食材を正しくとれば、強く美しいカラダになる
脳が欲したものではなく、カラダが欲したものを食べる
COLUMN3 LSDで体質が変わる
chapter4 走りの悩みを一発解消! 金哲彦のランナーズ・ボディケア
アフターケアが充実感をつくる
ランニングを続ければ、カラダに対して敏感になる
疲れを溜めないためにセルフマッサージをしよう
違和感や軽い痛みでも無視せずに正体を知ろう
ランニングを始めると、さまざまな変化が楽しめる
COLUMN4 ランニング仲間をつくれば、もっと楽しくなる!
APPENDIX
レースに参加する
レースに臨むために取り組むこと レースの不安Q&A
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- 著者名・紹介
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金哲彦
1964年生まれ。福岡県北九州市出身。プロフェッショナル・ランニングコーチ。NPO法人ニッポンランナーズ代表。中学時代から本格的に長距離走を始める。八幡大学付属高等学校を卒業後、早稲田大学教育学部に進学。競走部に入り、箱根駅伝では1年生から4年連続で5区「山登り」を走り、2度の区間賞を獲得。卒業後リクルートに入社し、リクルートランニングクラブを設立。92年コーチに、95年監督に就任。2001年、NPO法人ニッポンランナーズを設立。一般市民ランナーやプロアスリートの指導にあたっている。テレビやラジオの駅伝・マラソン中継の解説者としてもおなじみ。
著書『金コーチが指導する 確実に速くなる走り方』(ランナーズ)、『オリンピック・アテネ大会マラソン金メダルへのセオリー』(メディアファクトリー)、『カラダ革命ランニング』(講談社)、『金哲彦のウォーキング&スローラン』(高橋書店)など