あこがれの泳法できれいに泳ぐ「とっておき」教えます
「本を読んだり人から教わったりしたんだけど、説明がイマイチわからない」「この歳でゼロから教わるのはちょっと…」という人に、まず高橋式でラクに泳ぐためのしくみを紹介します。呼吸や浮き方、水のとらえ方などで、ふだん気づかない水に対する考え方や感覚をつかめれば、ウソのように体が楽になります。あとは各泳法の最短できれいに泳ぐためのコツをひとつずつ試していけば、必ず泳げるようになります。できるところは飛ばしてかまいません。できないところは何度もコツを試しているうちに、自然と身についていきます。
あこがれのバタフライが30分で泳げるようになる!
「クロールや平泳ぎならある程度泳げるけど、バタフライはちょっと…」という人は多いかもしれません。一般的に難しいと思われがちなバタフライですが、高橋式ならたったの30分で泳げるのです。その秘密はタイミング。まずはこれをつかんで、ダイナミックに泳ぐコツを身につけていきましょう。
背中向きに浮いてラクに進めれば、背泳ぎもバッチリ
背泳ぎが苦手な人は、鼻に水が入るのがイヤな人や背中向きに浮けない人がほとんど。ここでつまづいていたらもったいない! 鼻せんやビート板などの道具を駆使して、このカベを簡単にクリアしましょう。キックで進んで腕が回せたら、その先の優雅な泳ぎはすぐそこです。
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- ページ数
- 176
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- ISBN
- 978-4-471-14081-6
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- 目次
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◇高橋式スイミング5つのポイント
●背泳ぎをきれいに泳ぐ
●平泳ぎをきれいに泳ぐ
●バタフライをきれいに泳ぐ
●クロールをさらにきれいに泳ぐ
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- 著者名・紹介
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高橋雄介
1962年生まれ。東京都出身。中央大学理工学部教授。文部科学大臣公認水泳A級コーチ、JOCオリンピック強化スタッフ。高校、大学でバタフライの選手として活躍。86年から5年間、米国アラバマ州立大学にコーチ留学。ダン・ギャンブリン、ジョンティー・スキナー両ヘッドコーチに師事し、世界最新の科学的トレーニングを学ぶかたわら、老若男女の一般スイマーを指導。泳げない人を「泳げるようにする」第一人者となる。日本の競泳を世界のトップレベルに導きつつ、より多くの人に水泳の楽しさを知ってもらうため、一般スイマー向けのスイムクリニックも開催。91年から母校の中央大学水泳部コーチに就任。2002年から同部監督。1994年から前人未到のインカレ11連覇を成し遂げる。