心のプレゼント
「きょうはどれ読む?」
そんな親子の会話が生まれる一冊です。
定番のおはなしから、名作文学、落語、詩まで。子どものうちに読んでおきたい名作ばかりを厳選しました。
おはなしを楽しく選べるしかけや、読み聞かせしやすい工夫がたくさんあるので、読み聞かせをはじめたばかりのご家庭にもオススメです。
その日の「きもち」でおはなしを選べる!
おはなしを読んだときに、いろいろな気持ちを感じることで、心の力が育っていきます。
本書では、気持ちを意識した読み聞かせができるよう、101のおはなしを「7つのきもち」に分類しました。
レベルにあわせた4章構成
じつは、子どもがおはなしの楽しさを感じるのには、4つの段階があります。
言葉のリズムやせりふのくり返しを楽しむところから、おはなしの世界に想像を巡らすところまで。本書なら、無理なくレベルアップできます。
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- ページ数
- 320
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- ISBN
- 978-4-471-10346-0
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- 目次
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●巻頭(1) 心を育てるおはなしの選び方
●巻頭(2) 監修者のことば
●巻頭(3) 読み聞かせのヒント
●1章 ことばの響きを楽しもう
(おむすびころりん/どっこいしょ/みにくいアヒルの子/ブレーメンの音楽隊……など)
●2章 ストーリーの楽しさを味わおう
(シンデレラ/トムソーヤの冒険/つるの恩返し/かもとりごんべえ……など)
●3章 登場人物のきもちになろう
(長靴をはいた猫/フランダースの犬/ごんぎつね/そこつ長屋……など)
●4章 知らない世界を想像しよう
(オズの魔法使い/ピノキオ/三枚のお札/走れメロス……など)
●さくいん
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- 著者名・紹介
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秋田喜代美
東京大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。専門は教育心理学、保育学。保育所や学校という制度的な教育の場における環境や、子どもや保育者、教師の発達過程を研究している。NPOブックスタートの立ち上げに関わり、乳児期からの生涯読書に関わる調査も行っている。
著書・監修書
著書:『読書の発達過程』(風間書房)『読書の発達心理学』(国土社)など
共著:『絵本で子育て』(岩崎書店)など
編著:『本を通して世界と出会う』『本を通して絆をつむぐ』(北大路書房)など
監修:『本屋さんのすべてがわかる本(全4巻)』(ミネルヴァ書房)など