いつでも・どこでも・だれでもできる――カンタン健康法
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるように、血液を心臓に戻すポンプ機能を担うほか、足もとを支える部位として健康に欠かせない存在です。
ふくらはぎの筋力が低下すると血流が滞り、心疾患や動脈硬化など恐ろしい疾患につながります。また、転倒・骨折のリスクが高まり、寝たきりの原因にもなりかねません。
本書では、最新&簡単ふくらはぎの健康法――「足ブランコ」を紹介! かかと・つま先を交互に上げ下げしてふくらはぎが活性化。立っても座っても寝たままでもOK!
今日から始めて、健康寿命をのばしましょう。
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- ページ数
- 192
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- 判型
- 46
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- ISBN
- 978-4-471-03203-6
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- 目次
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目次
第1章 ふくらはぎを健康に保つ! 足ブランコ
実践! 足ブランコ
足ブランコ1 直立でつかまりながら
足ブランコ2 何にもつかまらずに
足ブランコ3 片足立ちで
足ブランコ4 いすに座りながら
足ブランコ5 横になった状態で
さらに実践! ふくらはぎを押しながら足首を回す
さらに実践! 足ブランコを意識して歩く
ふくらはぎの働き・ふくらはぎの筋肉
自分で「動かす」ことで圧倒的な効果を得る
「足ブランコ」がもたらす五つの科学的メリット
第2章 ふくらはぎの驚くべき役割
なぜ、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるのか
転ばずに歩くには足首の動きが大切
速く歩けるほど健康になる
良いふくらはぎと悪いふくらはぎ
悪くなるのは「使わなすぎ」か「使いすぎ」
第3章 ふくらはぎの筋力低下がもたらす健康リスク
加齢にともなう筋力低下の影響
「転倒」→「寝たきり」を防ぐふくらはぎ
ふくらはぎの筋力低下は「血流不全」を招く
ふくらはぎしだいで「早死に」も
第4章 ふくらはぎと密接な疾患を予防・改善
高血圧・動脈硬化――血流をうながして改善
熱中症――筋肉を増やして予防
冷え性――熱をつくって届けて解消
不眠症・うつ――リズミカルな動きで解消
認知症――脳を刺激して予防
ウイルス性感染症――血流をうながして予防
むくみ――筋ポンプを働かせて解消
腰痛・肩こり――筋力をつけて解消
骨粗しょう症――刺激を与えて予防
第5章 ふくらはぎと密接な脚の疾患を予防・改善
エコノミークラス症候群――血流をリフレッシュして予防
下肢静脈瘤――筋ポンプ機能を復活させて予防
足底筋膜炎・外反母趾――足もとのトラブルを解決
変形性関節症(ひざ・股関節)――足もとを安定させて解消
アキレス腱断裂――柔軟性と強さでカバー
第6章 こむら返りは筋肉が衰えたサイン
こむら返りはなぜ起こるのか
原因は筋肉の「キャリーオーバー」
こむら返りの医学的対処法
こむら返りを起こさない体づくりを
長生き ふくらはぎ Q&A
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- 著者名・紹介
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歌島 大輔
歌島大輔(うたしま だいすけ)
日本整形外科学会・日本専門医機構認定整形外科専門医。日本整形外科学会認定スポーツ医。
1981年生まれ。山形大学医学部卒業。現在はフリーランスの整形外科医として複数の病院で診療・手術を行っている。手術件数は年間約400件と、全国でトップクラス。
また、情報発信ドクターとしてSNSで情報発信活動を行っている。
現在、YouTubeチャンネル「日本一の整形外科医 YouTube Ch. 歌島大輔」は22万人のチャンネル登録者数を誇り、医療・健康系オンライン講座の受講生は延べ1000人ほど。